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2008年2月29日 (金)

遠くへ!そして、CLOSE TO YOU

僕たちは遠くを見ることが習い性になっているのだろうか。

虎や豹柄の腰巻きで獲物を追っていた太古の昔、石器時代・・「はじめ人間ギャートルズ」の時代から(笑)

こども等やかあちゃんたちがハラを空かせている。

遠くを見る。地平線の彼方にマンモスやサーベルタイガーを追いかけて。風のにおいを嗅ぐ。そろそろ狩りに出かけなきゃ・・

2008年1月4日付の讀賣新聞「日本の知力」から

養老孟司さん。

・・・(前略)

サヴァンの脳は異質な部位の連合ができないだけで、恐らくは特別なものではない。脳の能力をフルに使えば、あれだけの驚くべき能力が出るということだ。我々は自分の脳のことを意識のもとですべて把握しているわけではない。

(中略) ・・そこでは「脳も体の一部に過ぎず、無意識が人間の行動を左右している」という重要な事実が忘れ去られてしまった。

(中略) 「衣食足って礼節を知る」ということわざの意味は深い。「頭ではなく、体を優先せよ」ということを教えているわけだ。

生物というのはもともと、次の瞬間にどう動くのか決まっていない。最も抵抗なく次の行動に移れるのは、ふわっとした状態だ。どこかに力が入っていると、ある方向に動きにくくなる。

剣の極意は「心をどこにも置くな」という教えだ。相手や自分の剣に集中しピンと神経が張っている状態ではなく、無心で構えている一見無防備な状態が、すなわち「隙がない」状態になる。日本人は古来、無意識の重要性をよく知っていたのだ。

(中略) ・・・対照的に、禅宗などは昔から「自我を捨てろ」と説いてきた。無我でよかったのに、日本人は西洋流の自我を輸入し、「頭で考えれば何でも解決する」「みんな自我を持っている」と錯覚し始めた。

人間の知性を考える時に、体や無意識を含めずに考えても意味がない。知性とはそういう総合的なものだろう。

(インタヴュー記事より抜粋)

>

無意識の沃野。

此処が、養老孟司さんの言う「脳化社会」で、誰かさんの見た夢の世界であるならば。

僕らはもう一度大きく夢見なければならない。虹をつかむために

>

空の彼方に虹がかかっている。

きっとあの虹のムコウに

めざす獲物たちの水場があるはずだ。

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